《第467回 安芸太田町加計 温井ダム自然生態公園》

2019年(令和元)年6月22日(土)

温井ダム自然生態公園は温井ダムによってできた龍姫湖に半島のように突き出た公園で、過去には200210月に観察会を行なって以来、久々の観察会です。植生はコナラ、クヌギ、アベマキ等の広葉樹にアカマツが混じった林です。周りを湖の水に囲まれ、環境は良さそうです。

しかし、今年は何と観察会の日まで梅雨入りをしていない状況です。前日には少し雨が降ったようですが、それまでの乾燥できのこはほとんど見ることができません。例年ならば、きのこが最も多い時期のはずですが、参加者が採集してきたきのこを見ても、肉眼での同定だけでは名前の付きそうにないような、小さなきのこや、状態の悪いものばかりです。しかも不安定な天気のせいか時折吹く強風にせっかく並べた標本は飛ばされ大慌て・・・。

観察会の時間中に、持参した顕微鏡でいくつかは確認しますが、きちんと同定するには時間も文献も足りません。やはり持ち帰って精査することが必要です。肉眼だけでの同定はあくまで仮の同定に過ぎません。そこで、いくつかのきのこを持ち帰り精査してみると、いろいろ面白いものがあり、初めて同定するきのこもありました。きのこは少なかったけれど、個人的には大収穫でした。

当日採集されたきのこのリストと解説は会員限定ページです。(I.S.

《第466回 広島市南区 比治山》

2019年(令和元年)5月18日(土)

この日、ナラタケが採集されました。ナラタケは以前1種類のきのことして扱われていましたが、9種のきのこが混同されていたことが判明しています(学名和名とも付けられている)。詳しくは会員限定ページへ。(I.T.

採集されたきのこのリストと解説は会員限定ページです。

《第465回 北広島町千代田 たいどう彫刻村》

2019年(平成31年)4月21日(日)

地面は乾燥していてきのこにはいい条件ではありませんでした。硬質菌は別にして軟質菌が一つでも見つかればという気持ちでしたが、水辺にカンムリタケがたくさんあり盛り上がりました。それから、よく日の当たる乾いた草むらにアミガサタケがあり驚きました。

そのほか子実体はありませんでしたがロクショウグサレキンの仲間によって分解されつつある木片がありました。(K.Y.

  採集されたきのこのリストと解説は会員限定ページです。

《第464回 広島市東区福田町 広島県緑化センター》

2019年(平成31年)3月24日(日)

今日は本年度最初の観察会です。天気にも恵まれ、あちらこちらに早咲きの桜も咲いています。久々の観察会で、春を待ちかねた参加者25名が集合しました。

まず、今日の担当者のH.Y.さんが事前に確認していた場所に行き、2種類の菌生冬虫夏草を観察しました。小さくてなかなか見つけにくいのですが、大勢の目で捜すと今まで発生していた場所と道をはさんだ別の場所でも発見。大いに盛り上がりました。その後別の子嚢菌を観察に、少し車で移動し、小さなまだ出始めのきのこを確認。同定場所に行くと、その他にも春によく見られるきのこが勢揃いです。タイミングが良かったのでしょう。とても嬉しい観察会でした。

午後は緑化センターの会議室をお借りして希望者で顕微鏡観察に挑戦しました。事前に“顕微鏡で遊びませんか”と声を掛けていましたが、多分23人が来られるかな・・・と思っていたところ、何と15名位が参加されました。初めて顕微鏡を触る方も多く、その日は“自分でプレパラートを作り、自分で顕微鏡を操作して胞子を見よう”を目標にしました。きのこを理解するためには顕微鏡観察は欠かせません。少しでも顕微鏡に対する苦手意識がなくなればいいなと思います。

採集されたきのこのリストと解説は会員限定ページです。(I.S.

《第26回総会&情報交換会 平成31年3月9日(土)》

場所:広島市まちづくり市民交流プラザ

 

26回総会と情報交換会が行なわれ、34名が出席しました。

平成30年活動報告・会計報告、平成31年活動計画案・会計予算案、野生きのこ店の開催場所、ヒロシマきのこ大祭への参加についてなどが話し合われた後、新きのこ鑑定士紹介・表彰が行なわれました。

情報交換会では「広島・山口合同観察会」(T.K.)、「きのこの一生 きのこの性-」(D.T.)、「平成30年きのこ展」(I.S.)、「三瓶山フォーレ」(I.T.)の話題が提供されました。総会が長引いてしまい、一人の持ち時間が20分しかとれず、少し駆け足でした。

総会と情報交換会の後は、場所を変えて懇親会が行なわれました。(I.S.)

《第463回 広島市南区 元宇品公園 平成30年12月23日(日)》

今回は今年最後の観察会で、17名が集まりました。

元宇品公園はその大部分が瀬戸内海国立公園の特別地域に指定されており、クスノキ、ツブラジイ、アベマキ、クロキ、タブノキなど、主に照葉樹の貴重な原生林が残っています。広島きのこ同好会の観察会としては20074月以来、久々の観察会です。

この時期になると、特に照葉樹林ではきのこが少なくなります。あまり期待せずに回りましたが、会員外で参加された子供さんが、色々おもしろそうなものを見つけてくれました。また、この時期この森ではツチトリモチを観察することができます。クロキ、ハイノキの根に寄生する貴重な植物です。

観察されたきのこの数は多くはありませんでしたが、きのこが少ない時はしっかり検証することができます。面白いものがいくつかありました。会員限定ページで解説しています。観察されたきのこのリストも会員限定ページです。(I.S.

《第462回 山県郡北広島町 聖湖キャンプ場 平成30年11月18日(日)》

今年の聖湖キャンプ場、木々はもうだいぶ葉を落としていましたが、好天気に恵まれました。10月の終わりに総務幹事のK.Y.さんが、中国新聞の記事に出られ、観察会の広報もしてもらったおかげで、会員以外の参加者が16名もあり、久々に賑わいました。新聞やテレビの力はなかなかすごいです。K.Y.さんが解説をしながら会員外の参加者と一緒に山を回られ、会員は自由にきのこを探しました。

また今日は恒例のきのこ鍋の日です。皆さんがきのこを捜している間に、担当のY.M.さんを中心にきのこ鍋を作りました。今日は人数が多いので2つの鍋にたっぷりです。中に入ったきのこはムキタケ、ヒラタケ、マイタケ、アミタケ、ナメコ、キクラゲ、ウスヒラタケ、ウラベニホテイシメジ、クリタケ。会員が採集して保存していたものを持ち寄ったものと、今日の採集品です。きのこ採集からもどった参加者の皆さんで、おいしくいただきました。

採集されたきのこはムキタケ、クリタケなどの晩秋のきのこが主で少なかったのですが、それでも30種ほどのきのこが集まりました。採集されたきのこのリストと解説は会員限定ページです。(I.S.

《第461回 府中市諸毛町サン・スポーツランド 平成30年10月20日(土)》

広島県東部で長い間活躍され、サン・スポーツランドでも担当者をつとめていただいた府中市に在住の会員G.S.さんが亡くなりました。集合してまず皆で黙祷をし、ご冥福をお祈りしました。G.S.さんの人懐っこい笑顔が思い出されます。

お天気もよく気持ちのいい日なのですが季節の変わり目なのか、きのこは見当たりません。ひと月ほど前、どこに行ってもたくさん出ていたきのこはどこへいったのでしょう。

サン・スポーツランドは食用きのこがたくさん出る場所でもあります。そのため連日キノコ狩りの人がたくさん来ていた、ということも聞きました。その影響もあるのかもしれません。そう思ってよく見ると、確かにきのこを採ったような跡も見えます。残されたきのこも状態はよくありません。でも私たちは食用きのこを採ることだけが目的ではありません。キノコ狩りの人達が採らないようなきのこもあるはずですが・・・。

今日は鑑定士試験もあります。30種以上集まらないと鑑定士試験は中止せざるをえません。結果、名前のついたきのこは42種。そのうち30種を試験問題としたので、比較的基本的な問題が多かったかもしれません。今回の受験者は2名でしたが、2名とも自己採点で合格ラインは突破していたようです。よかったです。

 今回採集されたきのこのリストと解説は会員限定ページです。(I.S.

《第460回 広島・山口合同観察会 山口市 平成30年10月13日~14日》

 今年の山口・広島合同観察会は山口なばの会が担当で、講師に長澤栄史先生をお迎えして山口市で行なわれました。

 13日は山口市湯田温泉「サンフレッシュ山口」で「きのこの採集と観察」というタイトルで長澤先生に講演していただき、その後同じ湯田温泉の「翠山荘」で懇親会が行なわれました。

 14日は山口市徳地町の山口市森林セラピー基地の大原湖愛鳥林エリア周辺で観察会を行い、国立山口徳地青少年自然の家で昼食、その後長澤先生にご指導いただき同定会を行ないました。

 きのこは夏から秋への端境期のようで、思ったほどきのこの姿はありません。リストにすると種類数だけはあるのですが、状態は良くありません。フウセンタケ科やベニタケ科のきのこは不明種がたくさんです。それでもいくつか注目されるきのこがありました。

 当日採集されたきのこのリストは会員限定ページです。(I.S.

《第3回 野生きのこ料理教室 平成30年10月12日(金)》

場所:広島市安佐南区 大塚公民館

参加者:15名(料理研究幹事を含む)

 

3回野生きのこ料理教室が行なわれました。今回皆さんが持ち寄ったきのこはコウタケ、ホンシメジ、ハタケシメジ、アカモミタケ、ニンギョウタケ、アイシメジ、マツタケ(Y.M.さんの差し入れ)、マイタケ(原木栽培)などです。超豪華なキノコ達です。

15名が3班に分かれ、各班でそれぞれ決められた23品の料理を作りました。

レシピが用意された料理は「香草風味、簡単コック・オ・ヴァン(鶏の赤ワイン煮)」「にんぎょうたけとベビー帆立のクリームソース」「きのこのサラダ」「きのこのパスタ」でしたが、豪華なきのこがたくさんありましたので、「マツタケのお吸い物」「きのこの白あえ」を追加して作り、大変美味しくいただきました。

残った沢山の美味しいきのこは、お馴染みジャンケン大会をして、皆で分けて持って帰りました。

今回の料理のレシピは次号のFairy Ringで紹介します。(I.S.

《第15回 野生きのこ展 平成30年9月29日(土)》

場所:広島市植物公園

 

今回の野生きのこ展は9月29日(土)と30日(日)の二日間で行われる予定でしたが、台風24号接近により植物公園が閉園になったため、29日一日のみの開催となってしまいました。しかも雨・・・。28日の準備の時まではあんなに天気が良かったのに、仕方ありません。

今回の写真展示のテーマは「不思議な形のきのこ」。

9月に入って雨がよく降り、きのこの発生は順調です。今回は一日のみの開催でしたが、178種ものきのこを展示することができました。二日目にきのこを持って植物公園に来るつもりだった会員もたくさんいたと思いますが、また来年に期待しましょう。

展示したきのこをいくつか紹介します。今回の写真はS.Y.さんが撮ってくれました。

 

フウセンタケ属のきのこにしては珍しく、しっかりした膜質のツバを持つツバムラサキフウセンタケ。

ニセマツタケはマツタケによく似ているのですが、広葉樹林に発生しマツタケ臭はほとんど有りません。柄の基部は細まり、マツタケよりやや早い時期に発生します。1本だけ見つけたマツタケがまだ幼菌だったのに比べて、同じ時期にもう老成しているのが写真でもわかります。

イッポンシメジ属なのに黄色のヒダを持つキヒダイッポンシメジ。

ホオベニシロアシイグチは展示したもの以外にも、たくさん採集されていました。次の日の展示のためにと新聞紙にくるんで大事にとっておいたのですが・・・。

ヤブニワタケは竹藪に生えます。きのこ展の会場横の竹林にきのこが生えていると植物公園の職員の方が教えてくれました。さっそく採集して展示しました。

その他、きのこいろいろです。

 

結局、台風24号は広島では特に被害を与えることもなく過ぎてくれました。何よりのことです。

野生きのこ展で展示されたきのこのリストは会員限定ページです。(I.S.

《第459回 三原市八幡町 御調八幡宮周辺 平成30年9月17日(月・祭)》

 久々の観察会です。9月に入って、順調に雨も降り、あちこちできのこ発生の情報も聞かれるようになりました。

 今回、私は社殿横のシイ林の方に行ってみました。石段を登りながら左右を見ると小さなきのこがたくさん目にはいってきます。少し期待できそうです。社殿の横に切った木の枝や落ち葉を山積みにしてある場所がありました。結構こういう所は狙い目です。しゃがんでみると何種類かのきのこが生えています。その中の1種類をとってヒダを見ると、ヒダに不思議な色が・・・。これは珍しいぞ、と確信して数本を採集。このきのこが何だったのか、詳しくは会員限定ページを見て下さい。

結局その場所で時間を費やしてしまい、シイ林の中には入らず、周囲をぐるっと回って同定場所に帰りましが、その周囲だけでもきのこが一杯。

 同定場所にもどると、既にきのこが並べられ初めていました。今回多かったのはイグチ類とハラタケ科のきのこだったようです。その中でも珍しいのが最年少O.K.君が見つけたヒメヌメリイグチです。アキノアシナガイグチ(ヌメリアシナガイグチ)をそのままコンパクトにしたようなきのこで、高さは5cm位。K.Y.さんも今まで2回位しか見たことがないと大喜びで持って帰られました。(すみません、このきのこの写真を撮り忘れました。)

 結局70種近いきのこを同定することができました。今回採集したきのこのリストと解説は会員限定ページです。(I.S.

《第458回 北広島町新庄 小倉山城跡 平成30年8月26日(日)》

猛暑と乾燥のため中止。

 

《第457回 庄原市東城町 休暇村帝釈峡 平成30年7月29日(日)》

猛暑と乾燥のため中止。

 

《第456回 宮島大元公園 平成30年7月14日(土)》

この度の西日本豪雨により被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。

そしてその後の猛暑。宮島桟橋から大元公園まで歩いていくだけで、汗だくです。

きのこの採集をするには土地の所有者、管理者の許可を得ることが必要ですが、宮島は国の特別名勝・特別史跡に指定され、文化財保護法の適用を受けるため、きのこ等の採取には特に厳しい規制があります。ですから今回はきのこの採集をせずに、一緒に歩いてきのこの観察をしながら同定をしていき、この日担当のG.T.さんが記録をとってくれました。何しろきのこをひっくりかえすことも、もちろん標本をとることもできないので大変です。地面に這いつくばってきのこを確認し、小さな鏡できのこの裏を確認したりするのですが、わからないものがたくさん出てくるのは仕方がありません。それでも50種位のきのこを確認することができました。特に広島ではここでしか見られないきのこや、熱帯性のきのこなど珍しいきのこも確認することができました。

当日観察されたきのこのリストは会員限定ページです。(I.S.

《第455回 広島市中区 広島城周辺 平成30年6月30日(土)》

梅雨の真っ只中。今日は朝から雨です。

集合するとK.Y.さんより、次の週に同じ場所で他の観察会があるので、きのこは採集しないで下さいとのお願いがありました。そこで今回は、皆で一緒にきのこを観察しながら同定をし、必要なものだけを標本として採集するという方法で行なうことになりました。

同定されたきのこの名前は担当のK.M.さんが記録してくれました。テングタケの仲間やイグチの仲間が沢山発生していて、やっと夏になったなという感じです。

途中で大雨警報が出る状況の中、同定をして、写真を撮って、記録して・・・と、びしょ濡れになりながら頑張りましたが、そういう状況ではどうしても不明のきのこが多くなります。それでも持ち帰ったきのこの中には、ちょっと珍しいものがあったりして感激です。

また、この場所はある冬虫夏草の発生場所があります。A.T.さんと担当のK.M.さんが事前に確認をしていてくれたので、皆で観察することができました。

観察されたきのこのリストと解説は会員限定ページです。(I.S.