ウスベニタマタケ 他

皆様
 
 昨日、久しぶりにNACS-J(広島自然観察会)に参加し、三原市の瀑雪の滝~棲眞寺に
行って来ました。途中、Hさんがウスベニタマタケ(Turmalinea persicina、添付photo
85,88,93)を見つけました。彼女は以前見たことがあるそうですが、小生は初見でした。
Netによると、昨年3月以前に神奈川地球博物館の折原氏らが、この新属と6新種を発表した
内の一つです。宝石の鉱物トルマリンにちなんだ属名で、本種は種小名persicinaそのもの、
桃色でした。(但し、色は変化するようで、最初は白から桃色になり、今朝見たら一部
青みがかっていました。)
 添付の4082,4080は、ニクウスバタケではないかと思われますが、どうもしっくりしません。
半背着生で、薄刃は大きく柔らかく、叉傘はwetで色も異なります。他にウスバタケ、
コガネウスバタケ、シカタケ等が考えられますが、fitしません。どなたか知見があれば

 

教えて頂ければ有り難いです。
(T.D)
コメント: 2 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    T&S.I (日曜日, 19 11月 2017 17:25)

    > 半背着生で、薄刃は大きく柔らかく、叉傘はwetで色も・・
    傘の色は、肉色~赤褐色というニクウスバタケの特徴に合致していると見ますが如何でしょうか。
    半背着生、柔らかな薄歯という特長と合わせてニクウスバタケを否定できません。
    たぶんニクウスバタケで良いのでは?
    シスチジアを持つウスバタケの仲間とは、検鏡すると簡単に区別できます(ニクウスバタケには存在しませんから)。

  • #2

    T.D (日曜日, 19 11月 2017 17:26)

    いつもながら貴重なご意見、感謝です。
    小生としては、本件、ニクウスバタケの種内変異
    or ニクウスバタケ(広義)として、当面考えておきたい
    と思います。 有り難うございました。