《第510回 聖湖キャンプ場 2023年11月5日(日)》

今年度最後の観察会です。恒例のきのこ鍋も作りました。

11月にしてはとても暖かく、晴天にも恵まれました。(この時期、聖湖キャンプ場の観察会では雪が降ったこともあったのですよ・・・)そのせいか今回は参加者が非常に多く、50名を超えています。お天気のせいというより、きのこ鍋の威力でしょうか?初めて参加するという方や家族連れの方も多く、この中で何人入会してくれるのかな?

気持ちの良い森の中にきのこを探しに行くのですが、今年はきのこの発生が無茶苦茶な状況でした。この時期定番のムキタケ、クリタケ、チャナメツムタケも少しは発生していましたが、やはりきのこは少ない。

それでも皆さんきのこ鍋をたくさん食べて満足のようでした。

来年は私たちにとっても、きのこにとってもいい年でありますように。

今回採集されたきのこのリストは会員限定ページです。(I.S.

《第20回野生きのこ展 2023年10月21日(土)~25日(水)》

20回野生きのこ展を広島市植物公園展示資料館で開催しました。

全展示期間でポスターと写真の展示、きのこグッズの展示、ニオウシメジの標本の展示、DVDの上映を行ないました。

21日(土)と22日(日)の2日間は特に生のきのこと虫草標本の展示、顕微鏡コーナー、持ち込みきのこの鑑定を行ないました。

その他、21日には園内観察会、22日にはギャラリートークも行いました。

今年はきのこの発生が今までになく厳しく、どこへ行ってもカラカラ。高温のため秋のきのこも出てこない状況でした。それでもちゃんとマツタケはあったんですよ。小さな小さなマツタケ、この時期にやっと出始め・・・?例年だと、会員は前日位にきのこを探しに行くのですが、今回は数週間前に採集したきのこを冷蔵庫で保管したり、乾燥させたりしてくれました。それらも一緒に展示しました。

展示の目玉は今年初めて広島県で確認されたニオウシメジの乾燥標本です。乾燥させても大きい!皆さんの注目を集めていました。

園内観察会の写真はH.H.さん、きのこの写真はS.Y.さんとH.Y.さんの撮影です。展示したきのこの種類は178種(虫草標本を含む)でした。

今回展示したきのこのリストは会員限定ページです。(I.S.

《第509回 中央森林公園 2023年10月15日(日)》

三原市本郷町にある中央森林公園は広島空港に隣接し、標高約350m前後の平坦面に広がる台地であり、大部分がアカマツの天然林です。空港周辺地域の環境保全(緩衝地帯)と県民の憩いの場としての野外レクリエーション施設として整備されました。(広島県のホームページを参考にしました。)

元々、マツタケもよく採れる所だったので、それを知ってか知らずか、参加者は23名と少し多めです。

4駐車場に集合の後、広い公園内できのこを採集し、各自昼食を済まして、12時半から展望広場の休憩所で同定を行ないました。

しかし今年の異常気象か、高温と乾燥で山はカラカラです。全くと言っていいほどきのこはありません。きのこが少ないと、とても肉眼だけでは同定できないような硬いきのこを採集してしまうのです。それでも珍しい虫草の解説などで、午後2時ごろまで楽しみました。

今回採集されたきのこのリストと解説は会員限定ページです。(I.S.

《第8回 野生きのこ料理教室 2023年10月12日(木)》

場所:大塚公民館

参加者:料理研究幹事 他15

今年は暑さのためにきのこの発生が悪く、材料のきのこが集まるかどうか心配されましたが、ここにきてようやくきのこが出始めたようです。

今回作った料理ときのこは次の通りです。

「きのこのスープ、かにかま卵とじ」キクラゲ・ヒロハチチタケ・ハナイグチ

「鶏ときのこ蒸し、ネギソースかけ」シャカシメジ・ウラベニホテイシメジ

「炒めきのことえびの炊き込みご飯」ハタケシメジ・マイタケ・アミタケ・ハツタケ

「里芋とも和え、焼ききのこ添え」シイタケ・マイタケ

「アカヤマドリのバター炒め」アカヤマドリ

「ニンギョウタケのジェノベーゼ」ニンギョウタケ

「しかのロースト」

食材の中にマコモダケがありました。マコモダケはイネ科のマコモという植物の茎が黒穂菌によって肥大化したものです。・・・ダケと付いていますがきのこではありません。黒穂菌は菌類なので、マコモダケは菌類と関係の深い野菜といえます。今回はきのこのスープに入れました。(I.S.

《第508回 東広島市憩いの森公園 2023年9月24日(日)》

憩いの森公園は東広島市の龍王山のふもとにある公園で、今回初めて観察会を開く場所です。夏の猛暑と乾燥のため観察会は2回続けて中止になり、久々の開催です。秋晴れの天候に恵まれ、集まった参加者は27名。会員外の参加者や初めての参加者もいました。今回は鑑定士試験も実施されます。

担当のH.Y.さんの予定説明のあと、皆で歩いて同定場所を確認し、そこから分かれてきのこを探しに行きましたが、思ったより乾燥していて、あまりきのこの姿はありません。

11時半に同定場所に戻りましたが、そこでちょっと問題が・・・。風が強いのです。しかも時々突風が吹く。きのこを広げると飛ばされてしまいそうです。急遽屋内のセミナー会場(有料)を借りることになりました。

その後、鑑定士試験、昼食、同定と解説がおこなわれました。きのこは暑さと乾燥のためか、状態もよくありません。その中でなぜかイッポンシメジ属のきのこが、種類も本数もたくさん採集されていました。

鑑定士試験は6名受験し、1名合格でした。

会場の片付けをして、14時半頃終了。

今回採集されたきのこのリストと解説は会員限定ページです。(I.S.

《第507回 広島城公園 2023年9月9日(土)》

猛暑と乾燥のため中止。

《第506回 二葉山 2023年8月27日(日)》

猛暑と乾燥のため中止。