皆様
野生きのこ展ご苦労様でした。
乾燥続きでなかなかきのこの発生は芳しくありませんが、10月に出会ったきのこ5種と野鳥(コウノトリ)を紹介させていただきます。
(1) ウスキキヌガサタケ(御調八幡宮公園) 10月に見かけるとは思いませんでした。菌網径が約20cmある大物です。
(2) ヌメリツバタケ(同上)立ち枯れた広葉樹に群生する姿はなかなか見応えがありました。
(3) イロガワリフウセンタケ(同上) 初見のもので、きのこ展に持参し同定したいただきました。赤褐色に変色するのが確認できます。
(4) オリーブシワチチタケ(仮)(緑化センター)10月に見たのは初めてです。この個体はオリーブ色というよりはつや消しモスグリーン色。とても美しいきのこです。
胞子は類球形で網状の隆起に覆われ、サイズはAve7.1×6.5(Q1.1)です。表皮の菌糸には細かい粒状のものが付着しており、つや消し状に見えるのかもしれません。
(5) イッポンシメジ属(八本松町原)シバフモミウラタケ(仮)かと思いましたが、胞子サイズがAve.6.1×5.5(Q1.1)と小さく、違うようです。
(その他)コウノトリ 東広島市に飛来しました。身近なところで見かけることができてラッキーでした。日本の原風景を見たような気がしました。
以上、宜しくお願いします。(Y.H)
Y.K (火曜日, 03 11月 2020 17:22)
Y.H様
ウスキキヌガサタケを御調八幡宮で昨年見たのは8月でした。オリーブシワチチタケにしてもいつもは
5~6月に見ていましたが今年は10月ですか。発生する月がいつもと違っていますね。